ピアノ教室に通い始めて2か月。
当たり前ですが、家で親が教えるよりも、プロにお金を払って教えてもらう方が効率が良いです。
徐々に上達している姿を見ると、使っているレッスン本がとても良いのだなと感じます。
スモールステップ式で気づいたら出来るようになっています。
ご紹介したいと思います。
我が家の状況
まずは我が家の状況からです。
小学高学年です。学校でももちろん音楽の授業があり週に1回程度。
毎年音楽会がありピアニカやリコーダーを使って発表が行われます。(音楽会の前1か月くらいは授業は増えます)
音楽会では小5でとある曲を合奏しました。楽譜を見て演奏するにはかなりレベルが高い!付点8分音符とか連発の難しいリズムの流行のJ-POP曲でした。
ピアノなどの楽器を習い事でやっている子には学校の音楽の授業ってとくに難解なものではないと思うのですが、やっていない子にとってはレベルが高いのではないでしょうか。
うちの子は音符読めませんし、もちろん四分音符などのリズムもさっぱり分かっていません。その状態でのピアニカでの演奏だったので本当に苦労しました。
来年はこうならないためにも楽譜が読めるようになって、最低でも片手で簡単な曲が弾けるようになる。できればバイエル中盤~終わりレベルくらいまでを目安に頑張ることにしました。
”楽譜が全くよめていない”という問題点
なぜ学校でピアニカが弾けているのか、それは
- ピアニカに直接「ドレミ」を書いている
- 楽譜にも「ドレミ」と書いている
つまり、音符を見ずに ”字” を見ていたからなのでした。
なるほど、それではいつまでたっても楽譜が読めるわけがないですよね。
楽譜が読めて鍵盤で弾けるということ
①楽譜を読む→②鍵盤を弾く
楽譜を読めて、それを鍵盤で弾けるってすごいことだと思いませんか?
①楽譜を読む
音符がドなのかレなのか、何なのかパッとみてわからないといけません。
4分音符、8分音符などのリズムを音符を見て分からないといけません。
休符やら何やら。いろいろです。
②鍵盤で弾く
楽譜を読んで音やリズムを理解したとしてそれが鍵盤のどこがドかレか、弾かないといけません。
これもスゴイことだと思います。
総合してスゴイことだと思う
本当に楽譜が読めて、楽器を弾くってすごいことだと思います。
私はもともとピアノ経験者で学校の音楽の授業で苦労したことはなかったのですが、今回子供の大変な姿を見て改めてこう感じました。
自分が子どものころ、なんとなくピアノに通ってたのは実はものすごく授業の時に楽ができてたんだな~~。ありがたや
個人ではないピアノ教室に通うことに
家にはピアノがありますが、ピアノ経験者の人でも子供に教えるのは難しいのではないでしょうか。
時間が惜しいので速攻であきらめて、ピアノ教室に通ってもらうことにしました。
ルールはこんな感じにしました。
- ピアノがいやだったら無理強いしない。もうあきらめてピアノを習わない
- ピアノは2~3日に1度は練習する
- 嫌でなければとりあえずは1年間続けてみる
- 来年の学校の音楽会では楽譜が読めて弾ける状態になるレベルを目標
ピアノの先生に相談「楽譜を読めるためには?」
早速体験授業を受け、入会しました。
基本、最初から両手で弾く訓練をする
片手だけとりあえず弾ければいいと伝えたのですが、最初から両手を使った訓練をする方が良いそうで、みんなそのように指導しているとのこと。まさかの回答だったのですが、もちろんプロの言うとおりに従いました。
楽譜を読めるようになるには?
必ず楽譜を見ながら弾くこと。例えばドレミという音符が書いてあるとします。
ドを弾いたら、次は1つ上に上がったところに音符があります。それを見てレだと判断できるというのです。
なるほど確かにそうですよね。楽譜を見て弾いて、次の音を予想できる。
それを繰り返していくうちに音符そのものを覚えるということです。
ちなみに、我が家では先走って”ぷっぷるのおんぷカード”を購入してました。
ミニカードで音符のクイズができるので私は気に入ってます。
先生によると、そんなカードで練習しなくてもピアノを弾くときにかならず楽譜を目で追って弾く、ということをすれば覚えられるそうですよ。
ピアノ教室の教材
4冊購入させられました。初心者はみんなこのセットから入るようです。
個人教室ではなく、チェーン店のようなピアノ教室です。
教材の頻度を表すと、メインのおけいこ本① > メインのおけいこ本② > リズム用のサブ本 といった具合です。
どれも非常に重要な役割をしていると思います。
また、宿題本の4ページが毎回宿題として課されます。
メインのおけいこ本①
”バーナムピアノテクニック導入書”です。
この本には、4~8小節の短い曲が60個入っています。
グループ1~5まであり、1つのグループに12個のレッスンが入っている、という具合です。
- 第1版が1975年
- この本が2021年発行分で”231版”も刷られています
- 第2版は出ていません
すべて両手を使った曲です。最初の方の曲は片手で交互に弾いたり、両手同時に同じ音を弾く曲が多いです。
ピアノらしい曲というよりも「指の練習」なんだなと思わせる曲です。
メインのおけいこ本②
”バスティンピアノベーシックス”です。
こちらもメインのおけいこ本と同じようなレベルなのですが、①よりかはピアノっぽい曲が多いです。
「新しいロンドン橋」「サンタのそり」など。最初は8小節くらいの曲ばかりです。
本の1/4を過ぎると16小節ほどの曲になります。
リズム用のサブ本
”リズムとソルフェージュ①”です。
例えばですが、以下のように音符で書かれたフレーズがあり、リズムの勉強をします。
実際はもう少し長めのフレーズです。
これなら「タン・ウン・タンタン~」という具合に言いながら手を叩きます。
こちらは1項目を1~2レッスンでやるので進むペースは遅いです。
P.8の3題(上記)をして、今はP.28の「ふよみとソルフェージュ」の①から始めているところです。
ド~ラまでの♪と八分音符と四分音符が出てきます。こちらも音符の読みの上達に一役買いそうです。
宿題本
”小学生のための ぐんぐんワークブック1”です。
レッスンが終わってから次のレッスンまで約1週間空いてしまいますが、
この本により復習することで定着ができ、とても良いです。
♪を見てドとかファとかノートに書きこみますが、さらにその音符を次回のレッスンで実際にピアノで弾きます。
音の読みと音符(四分音符・二分音符とか)の復習になって良いです。
子どもも好きだし、私も好きなワークブックです。
2か月での上達度は?
今のルーティーンは
- 家での練習は週に2回程度。2~30分程度だと思います。
- 宿題はワークを4ページ
- ピアノは月に3~4回程度。1回40分
鍵盤の黒鍵が2つと3つの区別がつかないほど理解していませんでしたが、今は「ド」などのシールがなくても指が置けるようになりました。
楽譜を見ながら鍵盤を弾く癖をつけたので、ト音記号・ヘ音記号でのド~ソくらいは言えるようになりました。
また、ピアノで弾くときの指はまだ卵を持つ手(と言うのでしょうか)のように丸くなっていませんが、たどたどしいながらも頑張って弾いています。
なによりピアノが楽しいそうで、ゆるく楽しく1年間がんばれたらなと思います。
また展開があれば記事にしたいと思います。
参考になれば幸いです。
ではでは!
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