小2次男は今日まで公文を続けて2年以上経ちます。
次男は(長男も)決して頭がいいとか勉強ができるタイプではないのですが、
一般人レベルの人間でもトロフィーがとれたので、誰かの参考になればと思ったので記事にしたいと思います。
子どもの状況
公文いつから始めた?
年長(5歳)の夏の体験学習から開始しました。
算数と国語の2教科ではじめて、国語は1年ほどでやめましたが、算数の1教科はずっと続けています。
ずっと頑張っている算数にスポットライトを当ててみたいと思います。
公文タイムは?
正直決めてません。自主的に朝やってくれるのが一番いい気がしますが、
本人は朝が弱いので敢えてそこは強制しません。なるべく親が鑑賞しないのがいいと思います。
本人的に公文タイムは学童で、終わらなかったら家に帰って残りをします。
公文の算数進度
年長、小1の途中までは1~2年先の進度でしたが、
小1の後半にやる気を出して1日5枚ペースから10枚に変更したのでかなり進みました。
学年 | 進一基準 | 2学年先 | 3学年先 | 子供の進度 |
年長 12月末 | A50 | B150 | C150 | A200 |
年長 3月末 | A100 | B200 | C200 | B100 |
小1 6月末 | A150 | C50 | D50 | B200 |
小1 9月末 | A200 | C100 | D100 | C130 |
小1 12月末 | B50 | C150 | D150 | C170 |
小1 3月末 | B100 | C200 | D200 | E 30→ギリギリ到達 |
12月末がC170で、3月末がE30となっており、公文経験者の方であればおかしいと気付くと思います。
3か月で1学年分進むという異常な事態に。
やってよかったこと
先生に相談した
前々からトロフィーが欲しいと熱望していた次男。
先生に打ち明けて、協力してもらえることになりました。
ただし、子供には2つのことを守ってと言われました。
- 公文に必ず毎回行く
- 公文の枚数を5→10枚に増やす
確かのこの約束が、小1の1月ごろだったと記憶しています。
公文に必ず毎回行く
これは当たり前ではありますが、
うちの子、乗り気がないときは公文に行くんですが、
宿題だけもらって家か学童でする、ということをしていました。
そうすると、過去の間違い分の修正が教室でできないので効率が悪いそう。
また、先生が見て”どこで時間がかかっているのか”等を把握できないので
次の宿題の範囲を出すのがわからないんです。
なので
先生と子供で「公文に毎回行ってちゃんとやる」という約束をしました。
公文の枚数について
普段の宿題は基本10枚。
教室の日は訂正もあるので5枚するということで落ち着きました。
D141、D191は難問揃いなので1回は5枚で大丈夫ですよとのこと。
公文の丸付け
これは先生から丸付けをしてあげてほしいと頼まれ、解答本をお借りしました。
今思い返せば、丸付けををして良かったと私も感じました。
低学年は特に、親が丸付けに関わってあげた方がトロフィー獲得に近づくと思います。
小1男子が小4の問題をやっている状態なのでだいぶ無理して先に進んでいます。
そのため勘違いによる間違いがあったりすることも多く、
宿題を丸付けせずに放置していると後で訂正数がとんでもないことになります。
宿題をしたら私が解答本を見て丸付けをするようにして、間違いがあればその日にすぐ訂正させます。
これは公文の先生との約束事です。
天才といわれるような子は正直以下のようなことは親がしていないと思います。きっと自分でできてしまう子なのでしょうが、参考に我が家のやり方を記します。
丸付けの仕方は我が家オリジナルです。
丸付けで間違いがあったとき
例えば、(5)の間違いを発見したとします。
母が問題番号に「○」を書きます。
ペケではなく○の理由は、わが子が×がつくことに異常に嫌っていため折衷案で○にしました。
訂正箇所の丸付け
(5)を子供が訂正して正解だったら、○を取り消します。
あえて、消しゴムで消さないのは、あとで先生がプリントを見たときに、
どこを間違えたか「見える化」するためです。そこまで見てないかもしれませんが。
ちなみに、プリントが両面正解になった場合は、表面の上のプリント番号に○を付けます。
これは私自身と子供が分かりやすくするためのものです。
たくさん丸付けをしていると、どのプリントが未完了か完了なのか分からなくなるのです。
進捗管理をする
これは公文の先生にお願いされたのではなく、私自身が勝手にやっていたことです。
エクセルの表を作って進捗管理をするというもの。
たいそうなものではなく、ざっくり見て確認するだけです。
表にすると以下のことが何となくわかります。
- 1単元何か月くらいかかるか
- どこでつまづいているか
- 同じプリントを何枚やっているか
例えばCだとこのような表になりました。
私がプリントをなくしてしまい「※記入忘れ」で若干歯抜けの箇所もありますが、
なんとなくイメージがつくかと思います。
進度一覧表基準を見る
進度一覧表基準(略して「進一基準」)はよく私が眺めていました。
眺めればいいってものではないですが。
公式HPから印刷したものを現在の進度と照らし合わせるのに使いました。
算数・数学教材内容一覧表を見る
これも公式HPでも単元ごとに見れるのですが、先生に頼めば紙でもらえます。もしくは入塾の時にいただけます。
これもよく眺めてました。
紙の方が俯瞰して見れてよいです。
ご褒美ポイント制度
公文のポイント制度ではなく、我が家で行っているご褒美ポイント制度です。
公文を毎日継続するためのモチベーションとして
以前から導入していたポイント制度が役に立ったような気がします。
例えば、公文1枚1ポイント。10ポイントでお菓子(100円相当)で交換できるなど。
バーチカル手帳を使って管理しています。現在ではバーチカルの意味がなくなってきましたが。
公文の教材
持ち運び
いつも宿題と解答本を100均のビニールファイルに入れています。
ビニールファイルはA4サイズのもの。
以前はB5サイズでしたが、ぴったりサイズのためチャックが引っかかって壊れ、
再度買い替えてもまた壊れたため、大きめサイズのA4で落ち着きました。
チャックがまっすぐではなく、緩やかにカーブしてるタイプのものだったから良くなかったのかも。
自宅での保管方法
過去、1~200まで丁寧に順番に並べて取っていましたが、
何の意味があるんだろうとふと我に返り、やめました。
ある程度保管はしますが、次の学年に進んだら捨てるようにしました。
おうちが広ければずっと現物保管でも良いと思うのですが、どうも邪魔なのです。
そこで気づきました。スキャンしておけばよかったと。
ついでにもう一つ、
公文のプリント(未記入の状態)を両面スキャンで保存しておけばよかった。解答本も。
そうすれば好きな時にできたのに。
これに関しては、売ったりするわけでないし個人でやる分にはきっと問題ないはず。
やっててよかった公文式?
やらなきゃ良かった公文式と揶揄されることもある公文ですが、
我が家的にはやっててよかったと思ってます。
メリットとデメリットを挙げます。
毎日勉強する習慣がつく
これは当たり前ですが、毎日少しの時間ではありますが勉強します。
ただし、月に1~2回は、公文ができない日というのがどうしてもあります。
そんな時は、次の日に必ず前日分をやるという約束をしていました。
ただし、親が見てみて、単元があまりにも難しい場合は、無理強いはさせないようにしました。
かなりの自信がつく
これはある程度、2年くらい学年が先に進んでないといけませんが、
2~3学年先に進んでいると周りから一目置かれるます。そしてそれが自信につながります。
低学年のときから3学年先に進んでいると、学校では3~4年生くらいまで計算問題ばかりです。
学校でのテストなどで計算のやり方を理解している&計算が早いと、周りから「すごい」と言われやすいです。
”自身がつく”というのが母的には公文をやる上で、大きなメリットだと思ってます。
なにかひとつでも自信がもてるものがあれば、人生楽しくなる!はず
鉛筆の持ち方がきれい
次男は年長のころから三角鉛筆ともちかたサポーターを使わせていましたが、
本当に鉛筆の持ち方はお手本のようです。
長男は小4の時点で持ち方が汚く、矯正するのが大変でした。
今もまだ完璧にはなおりません。
佐藤ママや教育本などで鉛筆の持ち方は大事というのはよく聞きますが、
早めの対応が必要だったと反省でした。
三角えんぴつとサポーターを先生からいただのがキッカケで
使用を続けていて持ち方がキレイになれたので、先生に本当に感謝です。
親が関わりすぎると喧嘩がおきる
(次男ではなく)長男は公文を1年半やって辞めた過去があるのですが、本当に公文をやらない。
やらないので私が怒る。泣きながら公文をやる。の繰り返しで私がキレまくってました。
子供の性格によるところではありますが、あまり監視しすぎずないこと。
公文は子供に合う合わないがあると思うので無理強いしないのが良いと思います。
思考力がつかない
計算問題ばかりで「文章問題がない」、「図形問題がない」とよく言われる公文ですが
そういうものだと思うしかないのかなと考えます。
公文は計算に特化した塾だと考える。計算するスピードと正確性を鍛えるための塾と言うんですかね。
文章問題、図形問題などは公文ではあきらめてほかで補うものだと思いましょう。
世間からそう言われるからか、文章問題がたまに出てきたりします。
そしてなぜか私立中学の過去問(計算問題)が出たりもします。
急に難易度が上がって全然解けませんでした。母も動員しましたが無理。。なぜ?
中学受験する子が入塾前に公文を利用するそうですが、それを意識してなのか。
▶公文の算数学習内容はこちら(公式HP) →灰色の部分は学習しません。
まとめ
次男の成功例にスポットライトをあてましたが、長男は1年半という短期間しか続けられませんでした。
色々と喧嘩もあって大変でしたが、
小4の時点でG100(中1レベル)まで行ったので本人的にはアドバンテージができ、
算数は得意教科のように学校では振る舞っているようです。
算数がわからないお友達に教えてあげたりしているそうで
そんな話を聞くと、やっててよかったなぁと思います。
次男もまだ道半ばで、入会当初は中3レベルまで頑張ろうという目標を立てていましたので
それに向けて頑張って続けられるといいなと思います。
結果、公文はやっててよかったと思います。
体験学習がおすすめ
年に3回体験学習ができるタイミングがあります。
2月、5月、11月です。
いろいろと先生に話を聞けたり、教室の雰囲気を味わえるので体験学習してから入塾した方が良いと思います。
と言いますが、ほぼみんな体験学習してから入塾しているのではないでしょうか。
我が家では公文A塾に体験でいきましたが、トップの先生のやり方に納得がいかず断り、
今行く公文B塾に体験で行き入塾しました。
そんなことができるのは体験の良いところです。
公文の教室によって先生のやり方が全然違うので体験学習はそれを知るとてもよい機会だと思います。
▼佐藤ママによる公文式活用術が具体的に書かれている書籍「くもん出版」
中学受験のまとめ記事
ではでは~
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